スキージャンプ北京オリンピック代表に選ばれた高梨沙羅(たかなしさら)さん。
2021-2022シーズンでは全日本選手権で史上最多の5大会連続7度目の優勝を達成するなど、数多くの輝かしい成績を残している名選手です。
スキージャンプでの優秀な成績から、ニュースでも話題になるので、スポーツにあまり関心のない方でも、名前を知っている方が多いのではないでしょうか?
そんな名選手の高梨沙羅さんですから、年収も多そうですね!
そこで、気になる年収や、愛車のベンツについて、スポンサー企業も調べてみました!
高梨沙羅の年収はいくら?
高梨沙羅さんの年収は、BonusFinderの日本人スポーツ選手年収ランキング2020にて、1億2000万円と記載されています。
高梨沙羅さんの年収が、実際に推測してみて、同じくらいになるのか、詳細を計算してみました。
高梨沙羅さんの収入源は何?
高梨沙羅さんの収入源と思われる活動は以下の通りです。
- 大会賞金
- スポンサー契約
- CM等の広告
- メディア出演料
はたしてこれらの収入で、1億2000万円もの年収を得ることができるでしょうか?
検証1:大会賞金
まず、上記の1億2000万円の年収があったとされる、2019-2020年シーズンの大会の成績を見てみましょう。
2019-2020年シーズンの成績は以下の通りです。
- FISスキージャンプ・ワールドカップ女子個人第2戦 リレハンメル大会 3位
- FIS女子ワールドカップ2020蔵王大会(個人) 2位
- FIS女子ワールドカップ2020蔵王大会(団体) 3位
- FISスキージャンプ・ワールドカップ女子個人第15戦 リレハンメル大会 1位
- NHK杯ジャンプ大会 1位
- 札幌市長杯宮の森サマージャンプ大会 1位
- 全日本スキー選手権大会ノルディックスキー・スペシャルジャンプ 1位
ほとんどの大会の賞金額は公表されていませんが、
「FIS スキージャンプワールドカップ女子ルール 2019/2020」という資料に、
賞金のルールが記載されていましたので、そちらを参考に計算したいと思います。
5.1賞金
組織委員会は、1 競技会につきスイスフラン(CHF)で最低でも下記の賞金額を用 意しなければならない。
個人一戦: CHF 25,194、上位 20 選手で以下の通りに配分:
獲得したワールドカップポイント 1 ポイントごとに 38 スイスフラン:
1 位 CHF 3,800 (ワールドカップポイント100ポイント)
2 位 CHF 3,040(ワールドカップポイント80ポイント)
3 位 CHF 2,280(ワールドカップポイント60ポイント)
10 位 CHF 988
15 位 CHF 608
20 位 CHF 418
女子団体戦:CHF10,000、
上位 3 チームで配分:
1 位 CHF 6,000
2 位 CHF 3,000
3 位 CHF 1,000
出典:「FIS スキージャンプワールドカップ女子ルール 2019/2020」URL:http://saj-wp.appmlj.com/wp-content/uploads/ff4292d53f2d96efb8c0003effb0d914.pdf
CHFとはスイス・フランという、スイスのお金です。
ちなみに、1位だった場合、2020年7月の1スイス・フランは114円であったため、
日本円にすると、43万3200円ということになります。
あれほど世界を沸かせる大きな大会であるのに、1位でも43万円しかもらえないんですね!
これを基準におおよそ、いくら位の賞金をもらったか計算してみると、
- FISスキージャンプ・ワールドカップ女子個人第2戦 リレハンメル大会 3位
= 25万9,920円 - FIS女子ワールドカップ2020蔵王大会(個人) 2位
= 34万6,560円 - FIS女子ワールドカップ2020蔵王大会(団体) 3位
= 25万9,920円 - FISスキージャンプ・ワールドカップ女子個人第15戦 リレハンメル大会 1位
= 43万3200円 - NHK杯ジャンプ大会 1位
= 公表されていないため43万と仮定 - 札幌市長杯宮の森サマージャンプ大会 1位
= 公表されていないため43万と仮定 - 全日本スキー選手権大会ノルディックスキー・スペシャルジャンプ 1位
= 公表されていないため43万と仮定
となり、最低でも合計258万9600円位もらっていることになります。
参考にしたFISのルールも「最低でも下記の賞金額を用 意しなければならない。」と書いてあるので、もう少しもらっているかもしれませんね。
どちらにしても、スキージャンプの費用が1,000万以上かかるとのことなので、とても大会賞金だけでは活動できませんね。
検証2:スポンサー契約
高梨沙羅さんのスポンサーは所属企業でメインスポンサーである株式会社クラレを含む、12社がオフィシャルページにて公表されています。
ちなみに、スポンサー契約の1社あたりの金額は現在公表がされていません。
しかし、2015年7月の週間ポストによると、スポンサー関連4,000万円~5,000万円とのことでした。
高梨沙羅さんは、その後も良い成績を残しているため、スポンサーが2倍くらいに増えたと過程して、8,000万円~1億円をもらっていると推定できます。
検証3:CM等の広告
高梨沙羅さんの出演CMは以下の通りです。
- 森永製菓「ウイダーinゼリー」(2013年)
- クラレ企業CM「高梨沙羅登場篇」(2014年)
- エイブル(2015年)
- 東海漬物(2015年2月と7月)「きゅうりのキューちゃん」、「こくうまキムチ」
- セブン-イレブン(2016年)
- 北海道ガス(2021年)
2017年1月13日に発売されたフライデーによると、高梨沙羅さんのCMのギャラは、1本1,000万円と記載されています。
なお、今検証している2020年は、特にCMの出演はないようなので、0円としておきます。
検証4:メディア出演料
高梨沙羅さんが出演したテレビ番組は以下の通りです。
- 『NHKスペシャル』「金メダルへの挑戦」第2回「小さな大ジャンパー 髙梨沙羅17歳」(2014年NHK)
こちらも2017年1月13日に発売されたフライデーの記事によると、高梨沙羅さんのテレビ出演料は35万円とのことです。
検証中の2020年では、出演されていないようなので0円とします。
高梨沙羅さんの2020年の年収検証結果は?
検証1~4を合計してみます。
2020年、CMとメディア出演料は0円です。
したがって、大会賞金と、スポンサー料金を合計してみます。
258万9600円(大会賞金最低額)+1億円(現在のスポンサー料推測) = 概算 1億259万円
日本人スポーツ選手年収ランキング2020の1億2000万円より、すこし少ない結果になりましたが、高梨沙羅さんのおおよその年収は1億円を超えていそうですね。
高梨沙羅の愛車のベンツが凄い!
高梨沙羅さんの現在の愛車は、メルセデス・ベンツです。
高梨沙羅さんは21歳の時に、現在のベンツ「AMG 63」を購入しました。
「AMG 63」は、ベンツの「THE G-class」と呼ばれる、「ジープ」のようなクロカンタイプの車です。
クロカンというのは、クロスカントリービークルという、荒れた山道や、河原、雪道など、道がない自然の中でもガンガン走れる車のことをいいます。
「AMG 63」の車内は広く、スキー用品も載せられる広さです。
アウトドア向きの車ですね。
また高梨沙羅さんの「AMG 63」は「THE G-class」の3種類の中でも最上級のグレードです。
ベンツの最上級だけあって「AMG 63」のお値段はなんと約2,200万円もします。
名スキージャンパーの高梨沙羅さんだからこそ買える車ですね。
ちなみに、高梨沙羅さんが初めてベンツに乗ったのは、この「AMG 63」ではないそうです。
私も思わず、「えっ、前にもベンツに乗ってたの!?」と驚いてしまいました。
高梨沙羅さんは、以前からベンツの「GLA」に乗っていたそうです。
しかし、大きい車に憧れて「AMG 63」に乗り換えたそうです。
この「AMG 63」は、明石家さんまさんや、木村拓哉さんも乗っていたことがあるそうで、芸能界でも人気のある車のようですね。
高梨沙羅のスポンサー企業はどこ?
高梨沙羅さんのスポンサー企業についてオフィシャルサイトに表示されているのは以下の12社です。
- ㈱クラレ
- airweave(エアウィーヴ)
- エイブル
- Oakley(オークリー)
- OMEGA
- 資生堂
- シルバーフェリー
- ㈱セブン&アイ
- NIKE
- 北海道ガス
- VISA
- PeakPerformance(ピークパフォーマンス)
そのほか、高梨沙羅さんのウェアのロゴから、
- UVEX(ウベックス)
- Slatnar(スラットナー)
- ミズノ
- バスクリン
- SUBARU
- バンテリン
- レッドブル
- ダイムラー
などもスポンサーであるといわれています。
また、愛車のベンツのメルセデス・ベンツもスポンサーのようです。
まとめ
「高梨沙羅の年収がヤバい!愛車のベンツやスポンサー企業も調査!」では、
高梨沙羅さんの年収が、推定で1億を超えることや、その大半がスポンサー収入であることがわかりました。
また、2,200万もするクロカンタイプのベンツは、高梨沙羅さんにとって2台目のベンツであることが判明しました。
スポンサーも20社近くあり、高梨沙羅さんの人気ぶりが伺えます。
北京オリンピックでも、ぜひ金メダルを獲得してほしいです!
最後まで、お読みくださりありがとうございます。