伊藤沙莉(いとうさいり)さん。
1994年5月4日生まれの27歳。
テレビドラマに限らずCMや映画にひっぱりだこの伊藤さん。
ここ最近伊藤さんの活躍はよく知っていますが、実は昔から子役として活動していたことが判明!
その頃のエピソードを交え、紹介します。
この記事では、義務教育が終わる中学生までを子役時代としたいと思います。
伊藤沙莉の子役~現在を画像で比較!
子役時代から現在までの画像を時系列にしてみました。
2003年 伊藤沙莉さん9歳
まず最初は、伊藤沙莉さんのデビュー作「14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜」です。
この当時、伊藤沙莉さんは9歳。

小学生らしさも垣間見えますが、演技のせいか大人びて見えますね。
この伊藤沙莉さんが演じているのは、身体が少女に若返ってしまった女性研究員という役で、当時は天才子役だ!と話題になったそうです。
2007年 伊藤沙莉さん13歳
ドラマ「演歌の女王」に出演した伊藤沙莉さん。
この時の伊藤沙莉さんは13歳。
先程から4年ほど経ち、子役時代のかわいさを残しつつ、中学生らしくしっかりした雰囲気になってきましたね。

貞子(成海璃子さん)をいじめるクラスメートの役を演じました。
この頃の伊藤沙莉さんは、「演歌の女王」や「女王の教室」などでいじめっ子役を多く演じていたことから、
いじわるな女の子のイメージが付いてしまって、ネットで悪い噂が立つこともあったそうです。
伊藤沙莉さんはもちろん意地悪な方ではありませんが、画像を見ていると確かに、いじわるそうな役作りがとてもリアルです!
2014年 伊藤沙莉さん20歳
2014年に放送された「GTO」では楠見加奈子役を演じました。
高校生に見えますが、この時伊藤沙莉さんは20歳です。

一つ前に紹介した13歳の時よりもかなり成長して垢抜けた感じがしますね~!
役柄で茶髪にしていますが、ボブにゆるいカールがかわいらしいです。
大人っぽく成長した伊藤沙莉さんですが、制服を着るとまだまだ学生役もへっちゃらそうですね。
2018年 伊藤沙莉さん24歳
2018年の映画「この世界の片隅に」に出演した伊藤沙莉さん。
この時24歳です。

北条周作(松坂桃李さん)の隣家に住む幼なじみ・刈谷幸子の役でした。
先程の20歳の時の伊藤沙莉さんよりも、更にお綺麗になった印象です!
ボブの髪型が多かった伊藤さんですが、おさげ髪で、前髪あげは新鮮な感じで、清楚に見えますね。
2019年 伊藤沙莉さん25歳
「これは経費で落ちません!」でOLの佐々木真夕役を演じた伊藤沙莉さん。
OLさんらしい白シャツにベスト姿が本当にとても似合っていて、
伊藤沙莉さん、大人になったんだなぁ~…としみじみ感じさせられます。

このあたりで幼少期の写真も並べてみると、お顔の変化がわかりやすいです!
【11歳(女王の教室)の伊藤沙莉さん】

現在に近づくほどどんどん綺麗になっていくのに、
幼少期の写真を見ると、同一人物なのがわかるような面影があると思います。
・ミステリと言う勿れ 2022年
2022年のドラマ「ミステリと言う勿れ」に出演した伊藤沙莉さんです。
ごくごく最近のお姿ですね。

27歳。年齢的にはもう大人の女性ですが、ふとした瞬間見せる可愛らしさは健在です。
子役から成人までの成長やメイク、髪型は役柄によって、やはり印象が違います。
ただ、相変わらず可愛らしく、魅力的な女性です。
かわいい子役だった伊藤沙莉さんが、このように成長したのだということがわかりました!
伊藤沙莉の子役時代の出演作品も!
芸歴18年、ドラマや映画に数多く出演しています。
今回は、ドラマからピックアップしました。
「14か月~妻が子供に還っていく」
2003年ドラマデビュー作で、9歳です。
当時は子役ではなく無名の時代。
ダンススクールに通っていた時に、友達のお母さんからオーディションのお誘いがあったのがきっかけでした。
初めて受けたオーディションに合格した作品なのです。
話の内容は、主人公裕子(高岡早紀さん)の旧友役で、「若返り」の原因を引き起こす35歳の研究者役。
身体だけ子供になるという難しい役でした。
しかし、伊藤さんの特徴であるハスキーボイスが、より役を支えるアイテムになりました。
文春のインタビューで当時を振り返った記事を紹介します。
――あのデビュー時は2003年。伊藤さんは9歳でしたよね?
伊藤 そうですね。35歳だけど、体が子どもになっているという役で……。しかも科学者の役だったので、「なんとかレチ」とか「タンノンなんちゃら」とか、化学物質の名前を覚えるのに一苦労しました。相手役の石黒賢さんに「生きるって尊いことなのよ!」とかセリフをぶつける場面がいくつもあって、今思い出しても畏れ多くてゾッとします……(笑)。
引用:文春オンラインhttps://bunshun.jp/articles/-/4708
当時ネット上では、「見た目は子供、中身は大人」リアル灰原哀(名探偵コナン)と称されました。
この時が、初演技とは思えないと絶賛されていました。
「みんな昔は子供だった」
2005年10歳の時に出演した、フジテレビ系列ドラマです。
東京から山梨の山村の分校に赴任した女教師照崎(主役:国仲涼子さん)が、山村留学を通じて生徒たちとともに成長する話に出演されています。
若槻モモという役で、4年生で、マニキュアやファッションにこだわるおませな子供役でした。
「女王の教室」
2005年当時話題となった天海祐希さん主演のドラマです。
志田未来さんや福田麻由子さんも出演していました。
―― 社会現象にもなった『女王の教室』ではいじめっ子役でしたね。
伊藤 あそこからなんですよね、いじめっ子人生(笑)。
引用: 文春オンラインhttps://bunshun.jp/articles/-/4709?page=3
伊藤沙莉=いじめっ子役のイメージが決定づけられたドラマでした。
塾の友達だった神田和美(志田未来)を財布泥棒事件のあとに、和美をいじめる田中桃役でした。

いじめる場面以外にもカラオケボックスで、キューティハニーをノリノリに歌う姿も印象的でした。
その姿が演技を超えて、伊藤さんの日常の一コマのようでした。
エンディングのダンスもさすが3歳からダンスを習っていただけの実力があります。
テレビアニメ放送15周年記念ドラマ「ちびまる子ちゃん」
2006年、11歳の時の実写化ドラマです。
学校の行事である仲良しの集いで、まるちゃんのパートナーになった上級生の白河さんの役で出演されています。

一癖あって、まるちゃんを困らす、手ごわそうな役でした。
「硫黄島~戦場の郵便配達」
2006年12歳時に出演した、ドラマとドキュメンタリーを交えた史実が元にドラマです。
硫黄島に向け輸送任務を遂行する根本海軍少尉(伊藤淳史さん)と市丸利之助海軍少将(藤竜也さん)の交流のお話。
市丸海軍大将の長女 市丸晴子役で出演。

出演時間は短いですが、おかっぱヘアーでかわいらしいです。
海軍大将の長女らしい立ち振る舞いが目立った演技でした。
演歌女王
2007年、12歳の時に出演しました。
日本一災いを呼ぶ男を愛してしまったバカな演歌歌手大河内ひまわり(天海祐希さん)が、幸せを信じて生きていくドラマです。
第三話にて五味貞子(成海璃子さん)のクラスメイト役でした。
五味貞子さんは、クラスメイトからいじめられていて、その中の一人(役名はない)でした。
大勢の中でどこにいるのかわかりませんでしたが、特徴あるハスキーボイスで分かりました。
セーラー服姿でかわいらしさは出ていますが、いじめっ子役が板についています。
スクラップ・ティーチャー~教師再生~
2008年、13歳の時に出演しています。
荒廃していく中学校を中学生がダメ教師を再生させる話。
Hey! Say! JUMP(中島裕翔・山田涼介・知念侑李・有岡大貴)が出演しているドラマです。

大崎沙莉という役で、2話で万引きを繰り返すかまってちゃん役でした。
2008年度以降も数えきれないほどの作品に出演されています。
当時子役をやっていた時のことエピソードがあります。
私、小6ぐらいから中学終わるぐらいまでのあだ名が「売れない子役」だったんです。
引用:文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/4709?page=2
「売れない子役」と言われて、たいてい心が傷つきますよね。
しかし、伊藤さんは違ってました。
―― 周りから変に気を遣われるよりは、よかったですか。
伊藤 クラスでグループ発表するときに、なかなかグループに入れてもらえないこともあったんですよ、テレビに出始めたときって。私が急に休んだりすると、グループが困るから。逆に、テレビに出てる時はみんな私のところに集まってくるけど、ちょっと出なくなると全然遊んでくれなくなったりもしました。だから「売れない子役」ってからかってくれているほうが、気持ちはずっと楽でした。
引用: 文春オンラインhttps://bunshun.jp/articles/-/4709?page=2
仕事を持つ学生は、学校との両立するのは難しいんですね。
多感な時期なので、何か考えさせられます…。
その後子役を経て、順風満帆かと思われた高校生時代。
この頃から、オーディションをしても受からず、これからの進路をどうするか悩んでいたそうです。
そんなときに女優を続ける決心をしたエピソードを紹介します。
『悪の教典』のエンドロールに自分の名前を見つけたときです。ちょうど18歳の誕生日を、『悪の教典』の現場で迎えたぐらい、18歳ほやほやの頃だったんですけど、大きい商業映画というか、自分の地元で観られる映画に出演したのが初めてだったんです。それで家族みんなで観に行ったんですが、エンドロールに生徒のひとりとして、たくさんの名前のなかに私の名前があるのを見たとき「あっ、この仕事、辞められないな」って思いました。なんか気持ちよかったんです。
出典:文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/4710?page=3
自暴自棄にならず、人生の転機になる作品に出会い、現在の女優業への道に進むことができたのですね。
まとめ
・伊藤沙莉の子役~現在を画像で比較!…かわいいまんま大人になった女優さん
・伊藤沙莉の子役時代の出演作品も!…9歳でドラマデビューからひっきりなしに多方面に活躍中
女優の枠を超え、ナレーターや声優そしてバラエティーなど挑戦している伊藤沙莉さん。
そして次はどんな役を演じてくれるのでしょうか?
期待を裏切らない女優さんです。
最後まで、お読みくださり、ありがとうございました。