北京オリンピックに内定しているフィギュアスケート日本代表選手の
樋口新葉(ひぐちわかば)選手
樋口新葉選手は北京オリンピックへの出場を決める全日本選手権において、合計221.78点で2位。
念願のオリンピックへの切符を掴みました。
今回は、そんな樋口新葉選手の出身高校・大学・中学はどこ?気になる学生時代の経歴も調査します。
樋口新葉の出身大学はどこ?
樋口新葉選手は現在、明治大学商学部(3年)に在学しています。
明治大学を選んだきっかけは、同じチームで練習していた明治大学スケート部の「西野友毬選手」に憧れていたからだったそう。
商学部にしたのは、将来社会に出たときに何か役立つことが学べるのではないかと思ったからとのことで、
しっかりと、将来を見据えて大学や学部を選んだんですね。
にしても明治大学は有名私立大学です。
偏差値も62.5~65ほどあり、なかなか優秀ではないと入れませんよね。
明治大学は1925年にスケート部が発足。
フィギュアスケート・アイススケート・スピードスケートの3部門があります。
今までも鈴木弘幸選手や加藤雅子選手等、数多くの選手を輩出しています。
樋口新葉選手自身、明治大学は競技に集中でき、文武両道しやすい環境を与えてくれると話しています。
樋:自分が文武両道を目指して学校に入って、文武両道をしやすい環境にあったのがやはり明治でした。先輩方の存在も大きく、いろいろなことを教えてくれる親切な先輩が多いですし、友達にも恵まれていますし、本当にそういうところが入って良かったなと思う部分です。
引用:https://meisupo.net/special/detail/11638
先輩や友人にも恵まれているようですね。
「フィギュアは個人競技で全員集まることはないが連絡を取り合い切磋琢磨している」と、友人や仲間たちの大切さをインタビューで答えています。
2019年に大学入学、同年の全日本選手権で2位となります。
その後の大会、世界選手権代表に選出されるもコロナの影響で中止。
すでに現地で調整に入っていた樋口新葉選手は当時とてもショックを受けていたそうです。
コロナの影響は樋口選手の練習にも大きな影響を与えるも、オフアイスでトレーニングを続けました。
室内では縄跳びジャンプ、屋外では5㎞ランニング、自転車をこぐなどして筋力・体力の維持に努めたそうです。
思うように練習ができないながらに日々の努力を続けた結果、2020年四大陸選手権4位。
同年に行われたISUグランプリNHK杯2位、全日本選手権7位と言う成績につながりました。
それ以降も数々の大会に出場し、好成績を収めています。
そしてついにさいたまスーパーアリーナで行われた、2021年第90回全日本フィギュアスケート選手権大会。
ショート・フリー共に2位となり、北京オリンピック出場を果たします。
樋口新葉の出身高校は?
樋口新葉選手は都内では有名な進学校の一つ、「開智日本橋学園高等学校」に進学しています。
中高一貫性の私立高校になります。
2018年に「日本橋女学館高等学校」から今の開智日本橋学園高等学校に学校名を変更しています。
樋口新葉選手は2016年入学の2019年卒業なので、学校名は途中で変わりましたが、
卒業までは女子しかいない学年になりますので、ほぼ女子高ですね。
現在はないのですが、「芸術進学コース(偏差値43)」だったそうです。
部活はフィギュアスケート部。
高校1年時にはトランペットもしていたんだとか。
小学校の運動会で使った金管楽器が忘れられなかったようですね。
なんでもチャレンジしたいという気持ちは大会の結果にも活かされていますね。
2017年高校2年生時の全日本選手権では、公式練習中、ジャンプの着氷時に右足首を負傷。
フリーは痛み止めを服用しながらの出場でしたが、ミスが続き得点が伸びず4位。
平昌オリンピック最有力候補と言われるも、悔しい結果となりました。
「4年後は必ずオリンピックへ行く」この思いを胸に、気持ちを切り替え練習に打ち込みました。
大技のトリプルアクセルを本格的に練習。
ジャンプの映像を見て、自身の弱点を何度も研究したそうです。
「絶対に北京オリンピックに出たい、その目標だけを考えて今シーズンを頑張りたい」そうインタビューで答えています。
樋口新葉選手の本気が伝わりますよね。
樋口選手をここまで奮い立たせた人物として、競泳の「池江璃花子選手」の存在がありました。
2017年の全日本選手権での代表落ちで悔し涙を流す樋口新葉選手に、
「ここで終わりじゃない」と声をかけたことがきっかけで親友になったそうです。
2018年平昌五輪の代表選考会だった前年の全日本選手権は会場に見に来てくれました。代表に入れず「終わった…」って泣いて落ち込む私に「ここで終わりじゃないよ」って言ってくれたことは、すごく私の中で大きかったです。切り替えなきゃって頭の中ではわかっていても、そうすることがすごく難しかった。でも、その言葉をもらって踏ん張れたというか「そうだ、終わりじゃない」って前を向くことができました。
引用:https://hochi.news/articles/20210531-OHT1T51191.html?page=1
その後、池江璃花子選手の白血病が発症。
辛い治療に耐え、病気を乗り越え選手として復帰した親友の勇姿見て、気持ちを大きく動かされたそうです。
樋口新葉選手の出身中学も気になる!
樋口新葉選手は「開智日本橋学園中学校(旧日本橋女学館中学校)」出身です。
2015年から今の学校名・共学に変わったそうですね。
樋口選手は2013年~2016年在学になりますので女子ばかりのクラスだったことになりますね。
好きな授業は体育、嫌いな授業は数学。
スケートの練習は放課後に毎日していたそうです。
樋口新葉選手、中学校時代ではすでにスケート漬けの日々だったようですね。
青春をすべてスケートに捧げているように見えますが、一体いつからスケートを始めたのでしょうか?
樋口新葉選手がスケートを始めたのは3歳の頃。
「伊藤みどり」さんに憧れていたお母様が「女の子が生まれたら絶対にフィギュアスケートをさせる」と生まれる前から決めていたそうです。
4歳の時から、現在のコーチ「岡崎功治」さんの指導を受けています。
「身のこなしが天性のもの」と言わせるほど、瞬く間に才能は開花。
11歳で全日本ジュニア選手権に推薦出場の7位入賞。
2013年、中学1年時。全日本ノービス優勝。
2014年JGPファイナル選手権初優勝。
この大会で日本人が表彰台に上がったのは2009年に村上佳菜子さんが上がって以来5年ぶりのことでした。
その後、2014年全日本選手権3位で新人賞を受賞しています。同年世界ジュニア選手権では銅メダル。
2015年4月、羽生結弦選手や宇野昌磨選手も選抜された特別強化選手に選ばれます。
同年11月に行われた「全日本ジュニア選手権」優勝。
樋口新葉選手の最大の武器は「ジェット噴射が付いているようなスケーティング」。
力強いジャンプも特徴です。
元フィギュアスケート選手の「伊藤みどり」さんも高く評価しているそうで、ファンだったお母様はとても喜んでいたでしょうね。
樋口新葉選手、中学生の頃にはもうかなり注目されている選手だったようですね。
オリンピックでメダルへの期待度も高まりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
樋口新葉選手の出身大学・高校・中学はどこ?学生時代の経歴も調査しました。
明治大学へは、あこがれの先輩、将来のことを考え選んだようですね。
幼少期から常に本気でスケートと向き合ってきた姿が素晴らしかったです。
北京オリンピック出場決定。
「4年前とは比べ物にならないほどの力を発揮出来た」と歓喜の声をあげています。
その比べ物にならない力を、ぜひオリンピックでも発揮してもらいたいですね。
樋口新葉さんを応援しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。